Omeka Sモジュールのインストール方法

Omeka Sモジュールのインストール方法についてまとめます。

 

 

A. 公式サイトから

まず、以下の公式サイトからzipファイルをダウンロードできます。

 

https://omeka.org/s/modules/

 

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上記のダウンロードボタンを押すと、zipファイルがダウンロードされますので、展開したフォルダをOmeka Sをインストールしたフォルダ内のmodulesフォルダに配置します。

 

これが最も基本的な方法です。説明動画も用意しておりますので、初めての方は、以下の動画も参考にしてください。

 

www.youtube.com


B. GitHub or GitLab(その1:リリース版のダウンロード)から

全てのモジュールが上記の公式サイトに掲載されているわけではありません。開発中のモジュールなどは、GitHubやGitLabなどで公開されています。

GitHubで公開されているモジュールの一覧は以下で確認できます。

 

https://daniel-km.github.io/UpgradeToOmekaS/omeka_s_modules.html

 

一例として、以下のCustomOntologyモジュールを取り上げます。

 

https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-CustomOntology

 

この場合、まず、以下のReleases項目のリンクをクリックします。

 

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そして、以下のzipファイルをダウンロードします。

 

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この時の注意点として、「Source code(zip)」というリンクではないほうのリンクを選択してください。「Source code(zip)」というリンクをダウンロードした場合、次の項目で説明する追加の処理が必要になります。


C. GitHub or GitLab(その2:ソースコード)から

一部のモジュールについては、リリース版のzipファイルが提供されていないケースがあります。また、開発者向けの情報として、リポジトリをクローンした際にも、この項目で説明する処理が必要になります。

例えば、以下のXmlViewerモジュールは、リリース版のzipファイルが提供されていません。

 

https://gitlab.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-XmlViewer

 

この場合、リポジトリをクローンするか、以下のソースコードのダウンロードから、zipファイルをダウンロードします。

 

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この場合の注意点として、リポジトリによっては、展開した後のフォルダ名を変更する必要があります。

 

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具体的には、configフォルダ内のmodule.config.phpなどの中に記載されているnamespaceの値にフォルダ名に合致するように修正します。

この場合は、フォルダ名を「Omeka-S-module-XmlViewer-master」から「XmlViewer」に修正します。

 

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Bで取り上げたCustomOntologyについても、ソースコード版のzipファイルをダウンロードすると、「Omeka-S-module-CustomOntology-3.3.5.1」という名前で展開されるため、フォルダ名を「CustomOntology」に修正する必要があります。

さらに、ソースコードをダウンロードした場合、以下のコマンド等を使って、ライブラリを追加でインストールする必要がある場合があります。

 

composer install --no-dev

 

これら必要な操作については、リポジトリのREADMEファイルなどに記載があるので、適宜ご確認ください。


まとめ

基本的な利用にあたっては、AとBの方法でほぼ対応できます。一方、モジュールの最新機能を試したい場合や追加開発を行う場合など、発展的な利用を行う際にはCの手続きが必要になります。

Omeka Sモジュールのインストールエラーなどにお困りの方の参考になれば幸いです。