【Omeka S モジュールカスタマイズ】OaiPmhRepository:独自語彙の作成
ここでは、Omeka SのOaiPmhRepositoryのカスタマイズ例として、DC-NDL(Simple)にマッピングしてメタデータを公開する方法について説明します。
以下のGitLabリポジトリを適宜参考にしてください。
※ 別途、OaiPmhRepositoryの紹介記事を執筆予定です。
ファイルの修正
以下のコミットを参考にしてください。
具体的には、以下のファイルに対する修正を行います。
OaiPmhRepository/config/module.config.php
追加する語彙の情報を追加します。
OaiPmhRepository/src/OaiPmh/Metadata/DCNDLSimple.php
本ファイルにおいて、Omeka Sのプロパティと出力する項目とのマッピングを行います。上記のコミットの例は、あくまで当該リポジトリにおけるマッピングルールです。Omeka Sの導入機関におけるメタデータの記述ルールに基づき、適宜変更する必要があります。
結果
以下のようなOAI-PMHレコードを取得することができます。
ListRecords
https://diyhistory.org/nakamura196/oai?verb=ListRecords&metadataPrefix=dcndl_simple
GetRecord