【Omeka S モジュールカスタマイズ】OaiPmhRepository:独自語彙の作成

ここでは、Omeka SのOaiPmhRepositoryのカスタマイズ例として、DC-NDL(Simple)にマッピングしてメタデータを公開する方法について説明します。

 

以下のGitLabリポジトリを適宜参考にしてください。

 

gitlab.com

 

※ 別途、OaiPmhRepositoryの紹介記事を執筆予定です。

 

ファイルの修正

以下のコミットを参考にしてください。

https://gitlab.com/nakamura196/Omeka-S-module-OaiPmhRepository/-/commit/702f1c693a62ae21ef03da495e3b4efd6060c561#d57ba0f1ebb8e2008538c451770f3fe535e1c2ca

 

具体的には、以下のファイルに対する修正を行います。

 

OaiPmhRepository/config/module.config.php

 

追加する語彙の情報を追加します。 

 

OaiPmhRepository/src/OaiPmh/Metadata/DCNDLSimple.php

 

本ファイルにおいて、Omeka Sのプロパティと出力する項目とのマッピングを行います。上記のコミットの例は、あくまで当該リポジトリにおけるマッピングルールです。Omeka Sの導入機関におけるメタデータの記述ルールに基づき、適宜変更する必要があります。

 

結果

以下のようなOAI-PMHレコードを取得することができます。

ListRecords

https://diyhistory.org/nakamura196/oai?verb=ListRecords&metadataPrefix=dcndl_simple

 

GetRecord

https://diyhistory.org/nakamura196/oai?verb=GetRecord&metadataPrefix=dcndl_simple&identifier=oai:diyhistory.org:3