Omeka Classic + IIIF Toolkitを用いたアノテーション付与環境の構築: チャプター3 IIIFマニフェストの登録
Omeka ClassicとIIIF Toolkitプラグインを用いたIIIF画像へのアノテーション付与環境を構築します。
Omeka Classicの基本的なインストールについては、こちらの記事を参考にしてください。
IIIFマニフェストファイルの準備
次に、IIIFマニフェストの登録を行います。今回は、国立国会図書館で公開されている「和泉国絵図」を例とします。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1286201
IIIFマニフェストのURLは以下です。
https://www.dl.ndl.go.jp/api/iiif/1286201/manifest.json
Omeka Classicでの操作
以下の図に示すように、画面左部の「IIIF Toolkit」をクリックし、登録画面に遷移します。そして、「タイプ」を「Manifest」、「ソース」を「From URL」、「URL」に上記のIIIFマニフェストのURLを入力します。そのほか、「Set as Public」や「Local Preview Size」などはオプションです。
「Import」を実行後、以下の画面に遷移します。インポートが完了すると、「Status」が「Completed」になります。
その後、画面左部の「コレクション」をクリックすると、IIIFマニフェストから抽出された情報が登録されていることが確認できます。
そして「Annotate」ボタンをクリックすることで、アノテーションの付与画面に遷移します。次のチャプターでは、アノテーションの付与方法について説明します。